「 春めく 」

中小企業(金融機関等)の市場運用における基礎の基礎

株が上がって来ました。

株が上がって来ましたが、もう高くて買えませんか・・・

そもそも株は何のために買うんだったんでしょうか?

配当金を取るためだったと思いますが、賛同くださった方は大儲けじゃないでしょうか。とにかく今の市場運用は有価証券利息配当金の確保ですよね。株式運用では利回りの高い株を買って、株価が下がったら入れ替えてさらに利回りを上げていくこんなイメージだと思います。株価水準は関係ないかも・・・

配当金を確保する株式運用、こんなのはいかがでしょうか

 1.利回りが高くて顔の良い株式を買う(例えばトヨタ等)

 2.20%下落したら売却して買いなおす(売却損は債券売却で穴埋め)

 3.株価が上昇しても売却はしない(売却益の確保は金利が上昇した時)

マイナス金利政策なので債券での利息配当金確保は難しく債券購入の目的は売却益確保となりました。そこで、株式で債券の代わりに配当金を確保するには、価格変動リスクを軽減するためローリング効果を意図的に作る必要があります。含み損の排除です。少しテクニックも必要かとも思いますが、いかがでしょうか。

もちろん株だけでは債券大量償還の穴埋めはできませんし一例ですが、少しでもお役に立てれば幸いです。(ご質問等があればお気軽に)